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マンガと役者のコラボ

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右から木村多江、吉行和子、桐山漣
右から木村多江、吉行和子、桐山漣

 若い世代への戦争体験の継承は、75年になる「戦後」の課題だ。NHKBSプレミアムで14日放送のドラマ×マンガ「あとかたの街~12歳の少女が見た戦争~」(午後9時59分)が答えの一つになる。

 マンガ家のゆき(木村多江)は50歳を前に初の連載を手掛ける。テーマは母の戦争体験。若い担当編集者の佐藤(桐山漣)がリゾートファッションで現れるが、名古屋に住む母あい(吉行和子)は佐藤を気に入り、封印してきた体験を語る。

 モデルは日本漫画家協会賞コミック部門大賞(2015年度)を受賞した「あとかたの街」の作者おざわゆき。ドラマは登場人物を3人に抑え、戦時中の部分はコミックの画像を使う。おざわの絵と吉行の語りがマッチしている。工場での勤労動員のつらさの中にも、日々の小さな喜びや恋がある。だが空襲が始まることで恐怖が支配する世界へ。

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