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拝啓・戦争の時代から~75年後のあなたへ

/3 母につづった望郷の念 「蛙の雑声」古里重ね

サイパンで戦死した霜上弘さんが書いたハガキを見つめる恵子さん。「望郷の思いだったんでしょうね」=神戸市北区で2020年7月14日、椋田佳代撮影

 戦時中にサイパン島で書かれたものの、日本に届かなかったとみられる軍事郵便がある。7月中旬、記者はそのハガキを手に青々とした水田が広がる神戸市北区の集落を訪ねた。古い住所を手がかりにゆかりの人を捜すと、霜上(しもがみ)恵子さん(70)にたどり着いた。手紙を出した男性のめいだ。「よく帰って来てくれましたね」。シミや汚れがにじむ手紙を受け取り、いとおしんだ。

 ハガキは1944年にサイパンで命を落とした弘(ひろむ)さん(当時23歳)が母、こいしさんに宛てたものだ。恵子さんは、こいしさんが74年に88歳で亡くなるまで一緒に暮らした。「おばあさんが生きていれば」と残念がる。

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