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聖路加国際病院の「第1波」④4月中旬 治療体制整う 重症化防止に光明

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診察する聖路加国際病院の仁多寅彦医師=2020年6月5日、梅村直承撮影
診察する聖路加国際病院の仁多寅彦医師=2020年6月5日、梅村直承撮影

 全国の新規感染者が700人を超え、国内での感染拡大がピークを迎えていた4月中旬。入院患者が「受け入れ上限」とされていた40人を超える日も出始めていた。それでも呼吸器内科医長の仁多寅彦医師(46)は悲観していなかった。院内のバックアップ体制が整いつつある、と感じていたからだ。

 病院では4月1日に内視鏡検査の延期や人間ドックの休止を決めて以降、緊急性の低い診療科を休ませていった。外来や手術の減少で、他の診療科にも余裕が生まれており、手が空いた医師や看護師たちが、新型コロナ対応の診療科の当直に名乗りを上げてくれた。呼吸器内科、感染症科、一般内科、救急部、ICUなど新型コロナに対応する部署の連携も機能し始めていた。

 重症化が懸念される患者などを担当していた呼吸器内科では4チームを編成し、土日に関係なく治療に当たれるシフトを組んだ。「チーム同士の接触はなるべく避ける。万が一、どこかのチームで感染が起きてもカバーはできる。この体制なら、今の波が1年続いても、回していけるはずだ」。仁多医師は思った。

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