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戦後75年

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戦後75年

終わらない戦後 遠い惨禍の記憶 再び戦争をしないため いま向き合うべき課題

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 日本は75回目の終戦記念日を迎えた。戦争を体験した世代が減り続ける中、新型コロナウイルスの感染拡大が戦禍の記憶継承に深刻な影を落としている。被爆者の救済や海外戦没者の遺骨収容など解決が待ったなしの戦後課題も積み残されている。

兵士らの妻、平均96歳 先細る戦争を知る世代 遺族会財政も切迫

 戦争で亡くなった人たちの配偶者や子どもたちの高齢化が進み、遺族団体の活動が従来通りには立ちゆかなくなっている。

 戦没者遺族の全国団体「日本遺族会」(東京都千代田区)によると、各都道府県支部の会員は記録が確認できる1967年で約125万世帯だったが、2019年には約57万世帯まで減った。会の活動が活発になった60年代に活動の中心だった兵士らの妻たちは現在、平均年齢が96歳。90年代ごろから主体となった遺児たちの世代も平均年齢が79歳となり、第一線で活動するのは難しくなっているという。日本遺族会は孫世代による「青年部」の発足を呼びかけており、現在36支部で設立され戦争体験の継承…

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