リニア工事 「JR説明責任欠く」 県が批判文書「危険理解が不十分」 /静岡

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 未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、県が「JR東海は説明責任を欠いている」と批判する文書をまとめた。大学教授らによる県の専門部会で、工事中や工事後にどういう影響があるのか、分かりやすい資料を出すよう、これまで繰り返し求めてきたが「いまだに十分な資料が提出されていない。工事をすることによる危険への理解が不十分な証拠だ」と主張、改善を要求している。【山田英之】

 文書は県中央新幹線対策本部長の難波喬司副知事から13日付で、国土交通省の上原淳鉄道局長に送付した。7月31日に開催した「地質構造・水資源」と「生物多様性」の県専門部会の合同会議での議論を基に文書をまとめた。

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