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九州・山口の涼

萩・笠山の風穴と周辺 岩の隙間から冷気

夏でも冷気が流れ出る笠山の風穴=山口県萩市椿東で

 うるさいほどのセミの鳴き声と木漏れ日すら強い8月の昼下がり。標高112メートルの笠山(山口県萩市)のふもとにある明神池のほとりでは、温度計の数字は33度を超えていた。しかし池の裏にある笠山の風穴(かざあな)の前では13度弱。汗まみれのシャツがみるみるひんやりしていく。

 日本海に面した笠山は、約1万1000~8800年前に噴火した阿武(あぶ)火山群の溶岩が作った。山を含む萩市全域と隣接地域に広がる「萩ジオパーク」は2018年9月、日本ジオパークに認定された。山のあちこちには、溶岩のブロックの隙間(すきま)から冷たい空気が流れ出る風穴がある。

 風穴の奥にある空間は冬は外より温かいため、冷たい外気が流れ込んで中にたまる。夏になって外の気温が上がると、たまっていた冷たい空気が外に流れ出す仕組みだ。中でも最も大きいのが明神池の裏にある風穴で、周囲は夏でも12~15度の冷気に包まれる。

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