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時代の風

対中政策のジレンマ 依存脱却へ連携必要=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長

ビル・エモットさん=手塚耕一郎撮影

 あらゆる国の政府が米国と中国という世界の二つの超大国に対する態度を決めかねて、明確で首尾一貫した政策を取りづらくなっている。

 1990年代に米国務長官を務めたマドレーン・オルブライトの言葉を借りるならば、多くの国にとって、二つの超大国は「必要不可欠な国」なのだ。一方で非常にやっかいで扱いにくくもある。ただし米中には決定的な違いがある。米国では4年に1度の大統領選ですべてが変わる可能性があるが、中国が変わる見込みはない。ゆえに、対中政策はかなり先まで見据えなければならない。

 米国の対中政策を考えると、私はいや応なく、80年代終わりから90年代前半にかけての米国の日本への姿勢を思い出す。当時の米国では、メディアでも政治学の授業でも日本への不信感が語られていた。

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