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戦後75年

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戦没者追悼式 手携え乗り越えよう 天皇陛下、コロナに言及

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全国戦没者追悼式にマスク姿で臨まれた天皇、皇后両陛下。手前左は追悼の辞を述べた戦没者遺族代表の杉山英夫さん=東京都千代田区の日本武道館で2020年8月15日午後0時23分(代表撮影)
全国戦没者追悼式にマスク姿で臨まれた天皇、皇后両陛下。手前左は追悼の辞を述べた戦没者遺族代表の杉山英夫さん=東京都千代田区の日本武道館で2020年8月15日午後0時23分(代表撮影)

 過去最小規模の開催となった15日の全国戦没者追悼式で天皇陛下が述べられたおことばには、新型コロナウイルスに日常生活を脅かされる国民に寄り添おうとする思いを込めた一文が盛り込まれた。非戦や平和を強く祈る上皇さまのおことばを踏襲する一方で、「国難とも言える状況」(宮内庁幹部)を考慮したとみられる。陛下が皇居外での行事に臨むのは半年ぶりで、公の場で新型コロナについて述べる初めての機会となった。

 東京・九段の日本武道館で、天皇、皇后両陛下はマスク姿で式に臨んだ。正午の時報とともに黙とうをささげた後、陛下がおことばを読み上げた。非戦や平和への思いを述べた部分は即位後初めて臨んだ昨夏と同様に上皇さまが築いた構成を受け継いだ。ただ、上皇さまが「深い反省とともに」とした部分は昨年と同じように「深い反省の上に立って」と言い換えるなど、戦後世代を意識したことがうかがえる表現を用いた。

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