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アパレル業界をコロナ直撃、どう見る? ファッションの消費、考え直す デザイナー・丸山敬太さん

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丸山敬太さん=ケイタマルヤマ提供
丸山敬太さん=ケイタマルヤマ提供

 新型コロナウイルスの影響がアパレル業界を直撃している。名門ブランドが国内外で倒産し、暗いニュースばかりが続く。ファンタジーの世界観を演出してきた「ケイタマルヤマ」のデザイナー、丸山敬太さん(55)は、コロナ禍で人心も経済も萎縮する中、ファッションの未来をどのように描いているのか。

 東京・南青山の高級ブランドのブティックが建ち並ぶ大通りから路地に入ると、アトリエとショップの「丸山邸」が現れた。カラフルな商品が並び、春夏のセール品や浴衣、秋冬の新作のコレクションのサンプルがそろっている。

 「こんな時、ファッションは無力だなと思うんですよね」。丸山さんは落ち着いた口調で語り始めた。季節感と愛らしい絵柄を盛り込み、「心を満たす服」を届けてきた。2019年にデビュー25周年を迎え、パリコレクションも経験。アーティストの衣装デザインも手掛けてきた。「長く仕事をしていると、阪神大震災、東日本大震災があって、その都度、自分は無力だと思ってきました」。コロナ禍で「不要不急」という言葉を何度も聞…

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