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虐待しないと言えますか 孤独な親、支援10年 自らの苦い記憶重ね

辻由起子さんが2児餓死事件の裁判を傍聴した際のノート。「私は母親失格だと思いました」などと語った被告の言葉が残る=大阪市で2020年7月29日、森口沙織撮影

 もし、自分が同じ状況に置かれたら、虐待しないと言えますか――。悲惨な虐待事件が繰り返される中、同じ境遇にある母親や子どもたちを支援しているシングルマザーの女性がいる。「母親をバッシングしても虐待はなくならない」。女性はそう訴え、ボランティアで続けてきた活動は10年を迎えた。女性の背中を押してきたのは、かつて幼い娘を虐待してしまった苦い記憶と、10年前の「ある事件」だった。

 大阪府茨木市の社会福祉士、辻由起子さん(46)。旧家に生まれ、地域でも有数の高校を出たが、アルバイト先で出会った先輩と18歳で結婚。「お前は俺の嫁になる運命や」という言葉を信じ、6畳一間の安アパートで新婚生活を始めた。

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