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模型を前に沼尻軽便鉄道の魅力を語る安部なかさん=福島県猪苗代町で2020年8月7日午後5時、西川拓撮影

 朝のNHKドラマでおなじみの作曲家、古関裕而の代表曲「高原列車は行く」には、モデルとなった鉄道がある。1968年まで福島県猪苗代町内で運行された「沼尻軽便(けいべん)鉄道」だ。県中部にある安達太良(あだたら)山で採掘された良質な硫黄を猪苗代湖に近い旧国鉄の貨物駅まで運ぶため、鉱山会社が大正時代初期に敷設した。

 地元の温泉旅館組合に勤める安部なかさん(69)は幼いころ、線路脇に落ちているきれいな硫黄鉱石を拾うのが好きだった。全長15・6キロを1時間弱かけて走り、冬場は乗客も線路に降りて除雪した「けいべん」は「生活の足であり、農作業の時計代わりであり、東京につながるという憧れでもあった」と振り返る。高校の通学にも使ったが、次第にバスに変わり、最終列車を見送ることはできなかった。

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