特集

森友学園問題

学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題。不明な点は今も残っています。

特集一覧

森友自殺 公務災害認定文書開示で初弁論、国側争う姿勢 大阪地裁

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
亡くなった赤木俊夫さんの写真を机に置いて記者会見する妻雅子さん=大阪市内で2020年8月18日午後2時34分、服部陽撮影
亡くなった赤木俊夫さんの写真を机に置いて記者会見する妻雅子さん=大阪市内で2020年8月18日午後2時34分、服部陽撮影

 学校法人「森友学園」を巡る財務省の文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の公務災害認定に関する文書を開示するかどうかを決める期限について、新型コロナウイルスの影響などで1年延長されたのは違法だとして、妻雅子さん(49)が国に早期開示などを求めた訴訟の初弁論が18日、大阪地裁(山地修裁判長)で開かれた。雅子さんは「夫の自死の原因を隠そうとするのか」と批判したが、国側は適法な対応だとして争う姿勢を示した。

 弁論の冒頭に意見陳述した雅子さんは「どうして1年も延長しなければならないのか、財務局は明らかにすべきだ」と主張。「(国は)夫の自死の原因や経緯を知りたいという私の気持ちから逃げている」と強調し、「夫のことを知ることができない苦しみから解放してほしい」と訴えた。

この記事は有料記事です。

残り466文字(全文815文字)

【森友学園問題】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集