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町田樹さんインタビュー

「生態系が一気に崩れる」 町田樹さんが学生街・高田馬場で鳴らす警鐘

閉鎖されるシチズンプラザのスケートリンク存続を訴える元フィギュアスケート選手の町田樹さん=東京都新宿区で2020年8月18日、宮武祐希撮影

 早稲田大生らでにぎわう東京都新宿区高田馬場。その学生街で、一つのスケートリンクが45年の歴史に終止符を打とうとしている。元フィギュアスケート選手で、10月から国学院大の助教に就任する町田樹さん(30)が取材に応じ、独特の言い回しで「生態系が一気に崩れる」と警鐘を鳴らした。【倉沢仁志】

 来年1月末で閉鎖されるこのリンクは「シチズンプラザ」。ボウリング場として1972年に開業し、75年にスケートリンクができた。出資・運営するシチズン時計によると、ボウリングとスケートを合わせた来場客は、80年前後をピークに年々減少。閉館の理由について、同社広報IR室は「建物の老朽化とアミューズメントの多様化による経営難」としている。閉鎖後の跡地の利用方法については未定という。

 空前のフィギュアスケート人気を背景に、近年のスケート競技人口は増加傾向が続く。特に東京都と神奈川県では顕著だ。フィギュアスケート女子で荒川静香さん(38)が金メダルを獲得した2006年トリノ冬季五輪前の05年は2都県で600人程度だったが、10年後には2倍の1200人超となった。だが、常設のリンクは都内でシチズンプラザに加えて、明治神宮スケート場(新宿区)▽DyDoアリーナ(西東京市)▽東大和スケートセンター(東大和市)――の4カ所しかない。町田さんによると、選手が「飽和状態」になっているという。

 「日本のスケート競技者数は年々増えており、都内ではスケートクラブに入るのも1年、2年待ちです。既にキャパオーバー。シチズンプラザは…

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倉沢仁志

毎日新聞東京本社運動部。1987年、長野県生まれ。2010年入社。高知、和歌山両支局を経て17年から東京運動部。レスリング、重量挙げなどを担当。高校時代には重量挙げで全国高校総体に出場したが、階級で10キロ以上軽い三宅宏実選手の記録には遠く及ばない。

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