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SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『キリシタン教会と本能寺の変』浅見雅一・著

実直に史料を読み解き、誠実な“答え”を出した

◆『キリシタン教会と本能寺の変』浅見雅一・著(角川新書/税別900円)

 格が違う。モノが違う。本書を端的に評すればそうなる。真摯(しんし)で誠実、かつ優秀なキリシタン史研究の第一人者が、彼にしか読めない、扱うことのできないキリシタン史料を縦横に駆使して、本能寺の変の真相に迫る。

 天下統一に向かう織田信長が、本能寺で明智光秀によって討たれた。光秀がなぜ信長を討ったかは、日本史最大のミステリーと紹介されることが多い。原因として、野望説や遺恨説、各種の黒幕説、非道阻止説などが語られる。最近では四国説が注目を浴びる。だが時を措(お)かずに記された第一級史料たるキリシタン史料を読める著者は、これらのどれにも賛成しない。

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