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「生」のはかなさ感じて 和紙から伝わる水の音 愛知の米山さん個展 池田・極小美術館 /岐阜

和紙のインスタレーション作品「地下水」。白壁にはあめつちの歌が書かれた=岐阜県池田町の極小美術館で

 和紙や米粒を素材に使う愛知県長久手市の造形作家、米山より子さんの個展が池田町の極小美術館で開催されている。「地下水――Grandwater」と題した渦巻き状の和紙の巨大なインスタレーションが、土地や素材の記憶を呼びさます。

 直径3・6メートルに広がった和紙が展示空間に波打つ。材料は、奈良の吉野和紙と大垣の地下水。米山さんが和紙を一枚一枚蛇腹に折り曲げ、つないだり重ねたりして1週間かけて制作した。和紙は水に漬けるとほどけ、再び乾燥させることで独特な風合い(マチエール)を生み出すという。

 極小美術館の建つ山あいの池田町は大垣市にかけて地下水が豊富な場所だ。米山さんは「地下水に静かなイメージをもっていたが、豊かな水は水害も起こす。恩恵と災いは同じ源泉から来ている」と制作動機を振り返る。

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