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相次ぐスポーツ強豪校でのクラスター 寮生活の感染予防の難しさ浮き彫りに

新型コロナウイルスのクラスターが発生した立正大淞南高サッカー部の「陽光寮」=松江市大庭町で2020年8月10日午前9時43分、小坂春乃撮影

 高校や大学の部活動の寮で新型コロナウイルスの大規模なクラスター(感染者集団)の発生が相次いだ。松江市の立正大淞南(しょうなん)高校(生徒数309人)では男子サッカー部員を中心に17日までに104人(うち生徒96人)が感染。サッカー部の寮生の感染割合は7割近くに上り、集団生活での感染予防の難しさが浮き彫りになったが、猛暑で体調を崩しやすい季節ゆえに検査が遅れた面もある。奈良県天理市の天理大ラグビー部でも18日までに寮生活の部員53人が感染。同様の環境にある全国のスポーツ強豪校は警戒を強め、専門家は注意を呼びかけている。

 全国高校サッカー選手権大会に18回出場の立正大淞南高校サッカー部は部員138人中122人が学校近くの専用寮で生活し、部全体の感染は90人(うち寮生84人)。寮は異なるものの学校生活などで接触がある野球部員4人も感染した。18日時点で同校関係の感染者は軽症の25人が入院、無症状の57人が学校関連施設で療養中だ。

 サッカー部の寮は8畳部屋に2人ずつ入居し、風呂や食堂、トイレは共用。新型コロナ感染が全国で拡大した4月ごろから、学校は手洗いやうがいの励行に加え、入浴はできるだけ分散、食事は向かい合わずに座るといった指導をしてきた。体調不良の部員は原則として1人部屋に移していた。だが、食堂と風呂は一度に利用できる人数や時間を具体的に制限していなかった。上川慎二教頭は「入浴で体のケアをする子もいた。体作りの面もあ…

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