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「近くの保育園で集団感染」…児童105人欠席 区未公表、親が疑心暗鬼に

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児童の感染を保護者に伝える一斉メール。「当該児童との濃厚接触者はいないことから臨時休業は行いません」と記されているが、集団感染の保育園については触れていない=関係者提供(画像の一部を加工しています)
児童の感染を保護者に伝える一斉メール。「当該児童との濃厚接触者はいないことから臨時休業は行いません」と記されているが、集団感染の保育園については触れていない=関係者提供(画像の一部を加工しています)

 「あそこで集団感染が起きたらしいよ」。子どもが通う小学校の近くの保育園で、そんなうわさが流れたらどう対応すべきか。東京都文京区の保育園で7月、新型コロナウイルスの集団感染が発生した。しかし区は保育園の名前を公表せず、周囲の親の間で「保育園さがし」が始まった。そんな時、区内の小学校で1人の児童の感染が判明。真っ先に保育園との関連が疑われ、翌日には100人以上の児童が休む事態に。正確な情報がないなか、子どもへの感染を恐れ疑心暗鬼に陥る親がいた。

 保育園での集団感染が確認されたのは7月9日のことだった。文京区は翌日、保育士と園児の計3人の陽性が確認されたと公表。「差別を助長するから」との理由で保育園の名前は明かさなかった。ニュースでも園の名前は報じられなかった。

 「うちの子はニュースになった保育園に通っています」。文京区の会社に勤める男性はその日、部下の女性から打ち明けられた。その報道は耳にしていたが、園の名前は知らなかった。同僚が教えてくれた園を聞き驚いた。子どもが通う小学校と約200メートルの距離だったからだ。

 「まさかこんな近くだったとは」。男性がスマートフォンで検索すると、ネット上では集団感染がどの保育園で起きたのか、大きな話題になっていた。一方、男性が聞いた園とは別の保育園を連想させる書き込みもあり、…

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