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ベ平連に見る「70年」の転換

 75年を経た戦後の転換期に1960年代後半から70年代初めを挙げる見方は多い。政治史研究者の平井一臣さんの著書『ベ平連とその時代』(有志舎)を読み、その感を新たにした。ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)は65~74年、ベトナム戦争反対を中心に多彩な運動を展開した人々の集団であり、この時期の転換を象徴する存在だった。

 ベ平連については、代表を務めた作家の小田実や哲学者の鶴見俊輔ら関係者自身が記録を残している。反戦デモから徹夜ティーチイン、脱走兵支援、新宿西口フォークゲリラ、ハンパク(反戦のための万国博覧会)まで活動も多岐にわたった。全国各地に大小の地域ベ平連が誕生したこともあり、大量の資料から全体像を描くのは易しくない。

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