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新型コロナウイルスへの不安から「安全資産」とされる金の需要が増え、小売価格が高騰している。これを受け、中古ブランド品の買い取り販売大手「コメ兵」(名古屋市)でも連日、金や金製品の持ち込みが盛況だ。
地金大手の田中貴金属工業(東京都)によると、金の小売価格は19日午前9時半現在、1グラム当たり7507円。7月22日以降は7000円台が続き、1月の最高値5590円に比べて上がり調子となっている。
コメ兵でも2019年7月の純金の買い取り価格は1グラム5000円超だったが、20年8月初め時点では7000円を超え、同年1月に比べ1200円以上高くなった。同社広報グループの菊池真里江さんは「元々上がり調子だったが、新型コロナの影響でさらに注目が高まっている」と話す。感染防止のため自宅で過ごす時間が増え、不用品を整理して持ち込む人も多いのだという。
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