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注意して感染対策、「まさか」のクラスター…高齢者施設が嘆く「現場の限界」とは

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新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した大阪府内の高齢者施設で、ガウンやフェースシールドを身につけて利用者を介護する職員(右)=2020年8月18日(同施設提供)
新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した大阪府内の高齢者施設で、ガウンやフェースシールドを身につけて利用者を介護する職員(右)=2020年8月18日(同施設提供)

 新型コロナウイルスの感染再拡大が続く大阪府では、この1カ月ほどの間に14カ所の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生した。その中の1施設が、毎日新聞の取材に応じた。細かい意思疎通が難しく、微妙な環境の変化で動揺してしまうなど、認知症がある利用者への対応は困難の連続で、担当者は「どこでクラスターが起きても不思議ではない」と訴えた。

 「感染対策としてできることはすべてやってきた。感染者が出て『まさか』という感じだった」。クラスターが発生した府内の高齢者入所施設の事務長は、悔しさをにじませる。ウイルスを持ち込まないことを重視し、職員の健康管理に最も力を入れてきた。手指やパソコンの消毒はもとより、仕事の前後の体温測定や繁華街や飲み会に行かないこと、休憩室でも密集を避けることなどを徹底した。利用者の家族にも原則的に面会させなかった…

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