和テーマ、「楽」漆メタリック調に 近鉄、30年ぶり刷新 団体専用列車 /京都

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30年ぶりにリニューアルされた近畿日本鉄道の団体列車「楽」。メタリック調の漆色が特徴=大阪市天王寺区の近鉄大阪上本町駅で、高橋昌紀撮影
30年ぶりにリニューアルされた近畿日本鉄道の団体列車「楽」。メタリック調の漆色が特徴=大阪市天王寺区の近鉄大阪上本町駅で、高橋昌紀撮影

 近畿日本鉄道は団体専用列車「楽」(20000系、4両編成)を30年ぶりにリニューアルし、報道関係者に19日公開した。「和」をテーマに、車体は漆をイメージしたメタリック調の赤茶色を採用し、座席に市松模様などの日本の伝統柄をあしらった。21日から、修学旅行などの団体客の貸し切りや旅行会社のツアーなどで運行される。

 近鉄によると「楽」は1990年にデビュー。「見晴らしの良さと快適さ」をキャッチフレーズにし、車体は黄色と白を基調としていた。機器更新などのため、2020年3月から約2億円をかけて改修。座席を96人分減らして定員を164人にする一方、座席の幅や間隔を広げ、先頭車両には広い窓から景色を楽しめるフリースペースを設けた。同社技術管理部の福田尚弘課長は「くつろいでもらえるよう広い車内空間を確保した」と説明…

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