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週刊テレビ評

「甲子園高校野球交流試合」 遠のく観衆で満ちた客席=やくみつる

 「甲子園高校野球交流試合」が、17日をもって全日程を終えた。期間中、クラスターでも発生したらどうなってしまうのだろうと気を揉(も)んだりもしたが、大過なく試合を終えたことに、参加各校や大会関係者も胸をなで下ろされていることと思う。一部には、「負けたら終わり」の刹那(せつな)的状況に追い込まれていないと興を殺(そ)がれるといったようなネット週刊誌の報道もあったが、勝っても負けてもどのみち1試合限りの中でも、やはり敗戦に涙する球児たちの姿もあったし、彼らは全力で「本番」に臨んでいた。コロナ禍の中、模索の甲斐(かい)があったとどうして言ってあげられないかな。

 が、それにつけても、である。応援団のいないアルプススタンドや人っ子一人いないガランドウの外野席を見るにつけ、はたして元の姿に復するときがこの先やって来るのだろうかと思ってしまう。これは何も甲子園球場に限ったことではない。観客上限5000人のプロ野球の観客席を見ても、あるいは4人で納まる大相撲のマス席に、1人ずつがチンマリ座している様を見ても、さらにはボクシングの聖地、後楽園ホールの、リングの四周…

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