JR長浜駅近くの資料館「長浜鉄道スクエア」(滋賀県長浜市北船町)の一角にたたずむ「旧長浜駅舎」。現存する日本最古の駅舎で、英国人の設計とされる西洋風の建物は、文明開化に沸いていた明治の薫りを今に伝えている。羽柴(豊臣)秀吉が長浜城の城下町として整備した長浜は江戸時代、北国街道の宿場町として栄えた。長浜駅の開業を後押ししたのも長浜の町衆の力だったという。
日本の鉄道史は1872(明治5)年の新橋―横浜間の鉄道開通に始まるが、政府は、その3年前に敦賀から琵琶湖周辺までの鉄道敷設を決めていた。日本海側の物資を京都や大阪まで大量に早く運ぶためで、琵琶湖の湖上交通との連絡拠点として長浜の他、塩津と米原が候補に挙がっていた。
この記事は有料記事です。
残り279文字(全文590文字)
毎時01分更新
日本医科大付属病院(東京都文京区)が、同大学に在籍する院生…
<くらしナビ・環境> 食品のトレーやペットボトルなど、日用…
今度は「煉獄(れんごく)さん」? 25日の衆院予算委員会で…