メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

三浦雅士・評 『「中国」の形成 現代への展望 シリーズ 中国の歴史(5)』=岡本隆司・著

『「中国」の形成 現代への展望 シリーズ 中国の歴史⑤』

 (岩波新書・902円)

中国理解に不可欠な清朝分析

 新型コロナウイルスの隠蔽(いんぺい)から始まって、香港問題、チベット問題、ウイグル問題と、次々に明るみに出る非人道的な振舞いから、いまや世界から孤立している中国(あるいは中国共産党)だが、この体質はいったいどこから来たのか。それを考えるうえで示唆に富む一冊。

 本シリーズについてはすでに第二巻『江南の発展』を本欄で取り上げているが、第五巻をも話題にするのは『「中国」の形成』という、まさに現在ただいまの問題意識による。対象は清朝成立から現代にいたる420年間だが、いわゆる「中国」が形成されたのは清朝治下においてであるという見方である。

この記事は有料記事です。

残り1075文字(全文1369文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「鬼滅の刃」興行収入275億円 「タイタニック」超え、歴代2位に

  2. NTT東日本がコールド勝ちで8強進出 ヤマハは前田ソロで一矢 都市対抗

  3. 東京オリンピックチケットの払い戻し締め切り 返金、12月下旬以降に

  4. 「菅語」を考える 小田嶋隆さんが読む首相の「恐怖政治断行」宣言 「小さな部屋の王様」の恫喝

  5. 旧優生保護法は「違憲」 原告側の賠償請求は棄却 大阪地裁判決

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです