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戦後75年・浜通りの軌跡

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/下 満州引き揚げ、葛尾村に入植 開拓民、未来切り開く 原発事故、全て失っても /福島

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満州や葛尾村での苦労を語る岩間政金さん=福島県浪江町の別宅で、柿沼秀行撮影
満州や葛尾村での苦労を語る岩間政金さん=福島県浪江町の別宅で、柿沼秀行撮影

 「いやあ、負け戦はみじめだぞ」。葛尾村へ開拓民として入植し、長く畜産業を営んできた岩間政金さん(94)が、時折涙で声を詰まらせながら戦争体験を語った。

 葛尾村は農家の半数が戦後開拓で入植し、開墾した。多くが、過酷な戦争体験や開拓を経て、東京電力福島第1原発事故で村を追われた。国策にほんろうされ、大きな損害を被ってきた。

 岩間さんは長野県飯田市で生まれ、一家5人で旧満州(現中国東北部)の吉林市郊外に渡る――。

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