新型コロナウイルス感染拡大が続く「第2波」の到来を受け、今年のお盆期間は鳥取、島根両県で帰省客や観光客が少なく、にぎわいがあまり見られなかった。鳥取県の平井伸治知事は「(例年に比べた観光客数は)4~8割」とし、島根県の旅館は「お客さんにもっと来てほしい」と寂しげ。政府の旅行需要喚起策「Go Toトラベル」は県をまたぐ観光に懸念が広がったためか地元経済へ波及効果は限られたようだ。【阿部絢美、前田葵、小坂春乃】
景勝地・鳥取砂丘(鳥取市)は駐車場に京阪神ナンバーが並んではいたが、全体的に人の姿はまばら。市観光・ジオパーク推進課によると、8~16日の9日間と前年8月10~18日の9日間を比較すると、今年の砂丘の来訪者は4万733人とほぼ半減。土産物店「砂丘フレンド」の山根弘司社長(60)は「土産物の売り上げが3分の1以下になった」と話し、「県をまたぐ観光に抵抗感があり、同僚や近所の人に『砂丘へ行った』と言…
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