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所変われば、事情も変わる。政権の方針や制度、歴史、慣習、地理、人々の志向の違いが、各国の経済や社会に特徴を生み出している。毎月テーマを変えながら、海外の現場を歩き、日本の実情を見つめ直していく。

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首都移転、費用が課題 大渋滞解消狙い計画 インドネシア

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インドネシアの新首都予定地で進められている新たな橋の建設工事=東カリマンタン州で6日(北プナジャム・パスール県提供)
インドネシアの新首都予定地で進められている新たな橋の建設工事=東カリマンタン州で6日(北プナジャム・パスール県提供)

 インドネシアで首都をジャカルタから約1200キロ離れた別の島に移転する計画が動いている。政治や経済の一極集中によるひずみを解消する狙いだが、巨額の費用の調達など、課題は多い。

 ジャカルタ中心部の幹線道路。車がひしめき、ラッシュ時には3キロ移動するのに1時間かかることもある。現在はコロナ禍で交通量が減っているが、見慣れた朝夕の日常風景だ。ジャカルタの人口は過去20年で200万人以上増加し、1000万人を超えた。道路網や公共交通機関の整備が追いつかず、渋滞による経済損失は年間100兆ルピア(約7200億円)に上るとの試算もある。

 ジャカルタのあるジャワ島の経済規模は国内総生産(GDP)の6割近くを占め、地方との格差是正も長年の課題だ。地下水をくみ上げ続けたことによる地盤沈下も深刻化している。

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