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東京2020

けがも延期も乗り越え 夏冬パラリンピック「二刀流」 久保恒造(日立ソリューションズ)

地元の北海道美幌町でトレーニングに励む久保=本人提供

 1年延期された東京パラリンピックは24日に開幕1年前を迎える。東京大会に車いす陸上で出場を目指す久保恒造(39)=日立ソリューションズ=は2019年2月、「合気道のまねごと」という悪ふざけに巻き込まれ、選手生命が危ぶまれる重傷を負った。あれから約1年半。久保は、自らにどう向き合っているのか。

 遠征先のアラブ首長国連邦での出来事だった。日本選手計3人で昼食を取りながらのなごやかな時間、ふと合気道の映画の話になった。「手を出して」。その選手は、軽い冗談のつもりだったのだろう。だが、外側にひねられた久保の右手首の靱帯(じんたい)は断裂した。約2カ月間練習ができず、「引退か、というところまで精神が追い込まれた」という。

 痛みは残ったものの、当時、翌年に迫っていた東京大会への出場を励みに、極力、手首に負担のかからない車いすのこぎ方を模索した。5000メートルは代表内定射程圏内。選考対象となる国内外のレースも控えていたが、新型コロナウイルスの影響で東京大会の延期が決まった。「これまでで一番よい走りをできている」と言い切るほど、今夏に向けて調子は上向きだった。それだけに「延期をすぐには受け入れられなかった」という。

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