新型コロナウイルス感染拡大防止のためすべての講義を原則としてオンラインで実施している九州大(福岡市)の学内調査で、15%の学生が1カ月間友人と直接会話をしていないと回答した。孤独感を感じている学生が40%に上るほか、「よく眠れない」など体調不良を訴える声も目立ち、感染拡大の長期化が学生の心身に大きな影響を与えている実態が浮き彫りになった。
調査は6月上旬、大学院生や留学生を含む全学生約1万8000人を対象にメールで実施し、約3割の5888人から回答を得た。それによると、「この1カ月、友人と直接話をしていますか」との問いに、869人(15%)が「全くしない」、1248人(21%)が「あまりしない」と回答。また、教員と1カ月直接話をしていない学生は「全くしない」と「あまりしない」を合わせ58%に達した。
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