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クラスター発生の天理大ラグビー部 棄権なら秋の関西大学リーグ開催に暗雲

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新型コロナウイルスのクラスターが発生した天理大ラグビー部の寮。集団生活の中で感染拡大をどう防ぐかが問われている=奈良県天理市で2020年8月18日午後3時38分、広瀬晃子撮影
新型コロナウイルスのクラスターが発生した天理大ラグビー部の寮。集団生活の中で感染拡大をどう防ぐかが問われている=奈良県天理市で2020年8月18日午後3時38分、広瀬晃子撮影

 天理大(奈良県天理市)のラグビー部で50人を超える新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した影響で、今秋の関西大学ラグビーリーグの開催が危ぶまれている。リーグを統括する関西ラグビー協会は、1チームでも欠けた場合はリーグ戦を不成立とする方針で、協会関係者は「春季トーナメントが中止になっただけに、4年生のことを思うと公式戦をやらせてあげたいが……」と頭を悩ませている。

1校でも欠ければリーグ戦は不成立

 関西大学ラグビーはA~Dの4リーグあり、最上位のAリーグは天理大など8校が所属している。関西協会は7月、新型コロナの影響による各チームの準備不足を考慮し、Aリーグは例年より半月遅れの10月10日に開幕し、11月下旬まで開催することを決めた。各リーグで1校でも出場を辞退した場合は、当該リーグを不成立とし、リーグ間の入れ替え戦はすべて中止にする方針も決定した。

 一方、例年は11~1月には全国大学選手権があるため、リーグの開幕を延期するのは難しい状況だ。今季はAリーグの上位3校に出場権があり、リーグが不成立の場合は順位決定戦やトーナメント戦で代表を選出することも想定している。

 天理大は外国人留学生の加入などもあり着実に力をつけ、昨年はチーム初のリーグ4連覇を達成。7戦全勝でいずれも50得点以上を挙げるなど、関西では抜きんでた実力を誇る。全国大学選手権では2018年度に準優勝し、19年度はベスト4。早大に敗れた19年度の準決勝は先発した15人のうち13人が下級生で、今年度は関西勢として1984年度の同志社大以来36年ぶりの優勝を狙える陣容だ。

 天理大は6月11日に約2カ月半ぶりに全体練習を再開した。初めは約170人いる部員を2グループに分け、段階的に練習の負荷を増していっ…

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