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見上げてごらん

雑談の効用=永山悦子

「雑談は大事です」と話す福島智・東京大教授=東京都目黒区で2020年6月、永山悦子撮影

 新しい生活様式に合わせ、「Zoom」などインターネットのウェブ会議システムを使う取材が増えた。先方の指定する場所まで移動する必要はないし、自宅にいても取材ができる。しかし、いまだにこの取材方法に慣れない。

 相手が話しているとき、「確かにそうですね」などと相づちを打つと、対面なら自然に話が進むのに、ウェブでは相手がこちらの言葉に反応して話が中断してしまう。相手の状況がつかみにくいから、余計なことはしゃべらずに話を進めなければ、とも思う。

 無駄は少ないだろうが、気になっているのが雑談をする機会が減っていること。対面の取材では、先方の本棚を眺めたり、壁の写真を見たり、到着までの出来事を思い出したりして、雑談に発展することが少なくない。そのチャンスが減っているのだ。

 今年6月、全盲ろうの研究者、福島智・東京大教授に対面で取材したとき、私は「最近、雑談が減ってさびしい」とこぼした。すると、福島さんは「雑談は…

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