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英月の極楽シネマ

京都の大行寺で住職を務める英月さんが仏教の次に大好きな映画について紹介する。

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英月の極楽シネマ

僕は猟師になった(2020年、日本) 命を奪い生きている事実

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 イノシシやシカを伝統のくくりわな猟で捕らえ、さばき、家族で食べる。そんな猟師の日常を淡々と写したドキュメンタリーです。猟師の名前は千松(せんまつ)信也。京都市内の市街地に近い山に家族で住み、週に数日は運送会社で働きながら、猟をする。千松家のホームビデオのようだと本人は言いますが、その映像から目が離せません。解体など衝撃シーンがあるからではありません。私たちが「臭いモノに蓋(ふた)」をしている、その蓋が開けられたような気持ちになるからです。その中に見えるのは、私たちは…

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