国連が提唱する「SDGs」(持続可能な開発目標)に取り組むため、食品会社「アルファフードスタッフ」(名古屋市西区)が「サステナビリティ宣言」を策定した。策定には、南山大(同市昭和区)でSDGsを学ぶ現役の大学生2人が参加。企業と学生がタッグを組み、持続可能な社会づくりを目指している。【川瀬慎一朗】
SDGsは2015年に国連が採択。地球が持続していくための行動目標として「飢餓をゼロに」「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」「質の高い教育をみんなに」など17の目標を掲げ、世界規模での取り組みを呼びかけた。オーガニック食材の輸入、卸を手がける同社はSDGsへの理念に賛同。社としての取り組みを明確にするため、サステナビリティ宣言の策定を計画した。
企業論理によらない中立的視点を持たせるため、宣言の策定を学生に任せることを決め、学生支援に取り組む「学生情報センター(ナジック)」(京都市)の仲介で南山大から2人のインターンシップを受け入れた。2人はいずれも同大国際教養学部4年、水谷有沙さん(21)=名古屋市昭和区=と小島弘久さん(22)=一宮市。2人ともSDGsを専門に学んできた。
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