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新型コロナ 新人研修オンラインで 大津市自立支援協 障害者、体験語る /滋賀

テレビ会議システムを活用し、障害福祉施設の新人職員に自身の経験を語る中川佑希さん(左)=大津市馬場2のやまびこ総合支援センターで、小西雄介撮影

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 障害者の自立や暮らしを支援している、大津市障害者自立支援協議会が、職員の新人研修を初めてオンラインで実施している。例年は対面で行うが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、テレビ会議システムを活用した形に変更した。

 同協議会は毎年春と秋に、大津市内の障害福祉施設で3年以内に働き始めた新人職員向けに計3日間、障害者の支援のあり方などを研修している。今年は新型コロナの影響で、7月末から9月中旬に、5回に分けてオンラインで実施することになった。

 4日に開かれた研修会では、同協議会副会長で、脳性まひがある同市の中川佑希さん(30)がテレビ会議システムを使って講演し、約25人が聴き入った。両手と両足にまひがある中川さんは、家族の介助を受けながら実家で暮らしていたが、20歳の時に「自立したい」と親の反対を押し切って一人暮らしを始めた。

 親元を離れ、初めて一人で電車やバスに乗り、スーパーに買い物に行くと、見知らぬ人に手助けしてもらう機会が増えた。その中で人の優しさに気づき、人を頼ることを肯定的に捉えるようになったという。

 中川さんは「一人でできないこともあるが、困難の数だけ人との出会いがある。今がとても充実していて楽しい」と笑顔で話した。参加者は「当事者の実体験や思いを詳しく聞く機会は多くないので、とても参考になった」「困難も前向きに捉えている姿がすてきだと思った」などと感想を語り合っていた。【小西雄介】

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