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ともに・共生社会めざして

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今月の数字 マナー検定に3万人

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 街で困っている障害者を見かけたが、どう接すればいいのかわからない――。そんなもどかしさを感じている人にオススメなのが「ユニバーサルマナー検定」だ。当初、年に約4000人だった受講者は昨年3万人まで増えた。

 運営するのは「日本ユニバーサルマナー協会」(大阪市)。代表理事で車いす利用者の垣内俊哉さんは、自身が経営する会社で企業向けに障害者への接し方の研修を開いているが、誰もが気軽に受けられるようにと2013年からこの検定を始めた。「ユニバーサルマナー」は造語で「弱者を助けるという発想ではなく、自分と違う誰かと接する際のマナーとして広まってほしい」との思いを込めた。

 検定は3級と2級の2種類。3級は2時間の講義で、いろいろな障害の基礎知識や声かけの仕方を学ぶ。2級は5時間かけて実技も学ぶ。1級は準備中という。これまで3級を取得した人は約10万人。認知度が特に上がったのは、障害者差別解消法が施行された16年だ。企業からの申し込みが増えたのに加え、ニュース番組でアイドルグループ「嵐」の桜井翔さんが受講すると、ファンからの申し込みが殺到したという。

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