プラスチックごみ、食品ロス、災害ごみ、途上国の廃棄物――。あらゆるごみを調査・研究の対象とし、ごみ削減や環境問題、持続可能な開発目標(SDGs)について啓発している。
学生は、環境問題に対する意識は高いものの「一人では何も変えられない」との無力感があるという。一方、企業や投資家で環境志向が強まっている。「教育を通じて背中を押すのが我々の役割。企業は先進的で、研究者も時代遅れではいけない」と気を引き締める。
新型コロナウイルスでダメージを受けた経済の立て直しと脱炭素社会への移行を両立させる「グリーン・リカバリー(緑の復興)」を求める動きが欧州を中心に加速している。達成するにはどうすればいいのか。「従来はテクノロジーやハコモノなどのハード面で解決してきたが、アフターコロナは知恵で勝負できる時代」と指摘する。教育を通じて環境を考える「環境教育学」の研究者・教育者の取り組みと、シェア(共有)が当たり前にな…
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