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オオムラサキを山に戻したい 里山整備、繁殖・飼育…「自然が相手」一歩ずつ 新潟・田上

ふ化したオオムラサキの第1号=阪内さん提供

 青紫の羽に白の斑点が特徴の国蝶(こくちょう)・オオムラサキの繁殖に取り組む、新潟県田上町のまちづくりグループ「あじさい塾」の塾長を務めているのが阪内机由さん(64)だ。

 あじさい塾は2000年に結成し、現在は48人が所属する。きっかけは、町の人材育成制度だ。研修としてシンガポールやオーストラリアの介護施設の視察に行ったメンバーで「町のために他に何かできないだろうか」と考えたのが始まりだ。里山の整備やタケノコ掘りなどのイベントを発足時から続けており、その中で感じたのが、見られる昆虫が減っていくことだったという。

 「里山の整備が進めば、昆虫も増える」と目を付けたのがオオムラサキだった。30年ほど前までは、田上町と隣接する五泉市の境界にそびえる護摩堂山(274メートル)には「簡単に捕まえられた」と話すほど数多くのオオムラサキが生息していた。しかし周囲の開発が進み、森林が伐採されるなどして生息数が激減。毎年、1日で確認できるのは1、2匹程度だという。

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