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私の記念碑

歌手 渡辺真知子/3 「現在・過去・未来」

新人時代のステージで歌う渡辺真知子

 「現在・過去・未来」。1977年のデビュー曲「迷い道」は印象的な歌詞で始まる。「過去・現在・未来」という自然な経過に逆らうかのように、一度、時間の流れを止めて過去に向かった後、現在を飛び越え未来に進む。冒頭から、もう「迷い道くねくね」。一癖あるフレーズは、聴く者の心に刺さった。

 「恋が破れても、すぐ『はい、次の人』というわけにはいかないじゃないですか。今でもまだやっぱりその人のことが好きで、『私がああいうふうに言ったからいけなかったのでは』とか過去を振り返って、いろいろ自問自答する。そのうちに時が流れて、優しくなり、大人になっていくのです」。天才的な詞を書いたのが、まるで昨日のことかのように解説してくれる。

 「迷い道」の発売から半年もたたない翌78年4月、次のシングル「かもめが翔んだ日」がリリースされた。作詞はCMソング「この木なんの木(日立の樹)」などで知られる伊藤アキラ。「2作目でプロの方に詞を書いていただき、バッと渡された時は、『これ私の詞なのね』とすごくうれしくて。その場で『なんちゃって、こんな感じ?』と歌ってみると、『いやあー、いいじゃないか。早く楽譜を書け』となりました」。あれよあれよと…

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