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「人生は二毛作がいい」――英文学者でエッセイストの外山滋比古さん(7月30日に96歳で死去)は、著書の中で語っている。神戸市垂水区の元小学校長、大濱義弘さん(76)は、この言葉に触発され、66歳だった2010年、人生の「裏作」の実りを求めて高齢者大学に入り、川柳や俳句、短歌などの道を歩み始めた。作品は本紙兵庫面の「兵庫文芸」欄でもおなじみだ。今夏、「自分史としての句・歌・文集 人生二毛作へ―晩学の軌跡 心の旅路」を自費出版した。(文中の川柳は大濱さん作)【聞き手・木田智佳子】
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