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戦没者 遺品ない遺骨、DNAで確認 鑑定対象拡大に道

 太平洋戦争の激戦地となった太平洋中部のタラワ環礁(キリバス)の戦没者遺骨について、厚生労働省がDNA鑑定をしたところ、少なくとも日本人1人の身元が確認された。同省関係者への取材で分かった。遺骨には遺品や埋葬記録など身元絞り込みにつながる資料はなく、こうした遺骨についてDNA鑑定で身元が確認されたのは初めて。同省は遺品などの存在を鑑定実施の要件としてきたが、今回の結果で方針転換を迫られる見通し。戦後75年を経て、遺族への返還が加速する可能性が出てきた。

 タラワでは太平洋戦争中の1943年、上陸した米軍との間で激しい戦闘があり、全滅した日本側の死者は約4200人とされる。米兵の遺骨収集をしている米国の民間団体がタラワでアジア人とみられる162人分の遺骨を発見し、米国政府を通じて昨年、同省に提供した。遺品などはなかったが、同省は孤立した当時の状況から、戦没者が主に軍関係者に絞られ確認の可能性があるとみて遺族とDNA情報を照合する鑑定を実施。同省関係…

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