メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

障害者「棄民」政策、あらわ 支援なく、ケアは家族任せ 児玉真美・日本ケアラー連盟代表理事

 コロナ禍で介護サービスが制約された結果、障害のある子どもをケアする親たちは一段と厳しい立場に追い込まれている。重度重複障害のある娘の親で、海外の生命倫理にも詳しい児玉真美・日本ケアラー連盟代表理事(63)は、家族任せの日本の障害者福祉の現状を、「棄民にされたよう」と指摘する。コロナ禍があぶり出したものについて聞いた。【聞き手・上東麻子】

 ――新型コロナウイルスの感染拡大で、ケアラー(家族などを無償で介護する人)たちが一番大変だったことは何ですか。

 ◆コロナ禍による事業所の閉鎖やサービス縮小によって、多くの家庭が支援のない状態で放置されました。私たちの連盟がケアラーに調査したところ、約4割の人が平均5・7時間、介護時間が増えていたことが分かりました。私の周りでも、医療的ケアが必要な成人の子どもをみている家庭で、ヘルパーが2~3週間来なかったと聞きます。うつになりそうだったという声をたくさん聞きました。

この記事は有料記事です。

残り1950文字(全文2356文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由とは

  2. 83年国会答弁、内閣府「維持か答えるの困難」強弁 野党ヒアリング詳報

  3. バックアップ、5年「OFF」 富士通のマニュアルに誤り 東証システム障害

  4. FX投資詐欺の疑い7人逮捕 700人から計2億円超だまし取ったか 大阪

  5. 「政府が記録残すのは当然」新書版で削除 菅首相の著書「政治家の覚悟」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです