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我が子と障害/上 競泳男子(知的障害)山口尚秀選手/陸上やり投げ(視覚障害)若生裕太選手

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2019年9月のジャパンパラ大会競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で優勝した山口尚秀選手=佐々木順一撮影
2019年9月のジャパンパラ大会競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で優勝した山口尚秀選手=佐々木順一撮影

「大丈夫やけん」見守る父 競泳男子(知的障害)山口尚秀選手(19)

 東京パラリンピックの金メダル候補に挙げられている競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)の世界記録保持者、山口尚秀選手(19)=四国ガス=を、重圧から解放する言葉がある。「大丈夫やけん」。慣れ親しんだ伊予弁が心を優しく包み込む。「感情の制御が難しい子。自然体で見守るしかないと思っている」。父峰松さん(53)のまなざしは温かい。

 愛媛県今治市で生まれた山口選手は、3歳で知的障害を伴う自閉症と診断された。現在、身長187センチ、体重85キロと体格に恵まれているが、出生時の体重も3800グラム超と同世代の子供たちの中では大柄だったことに加え、他人と協調性を保つことも難しかった。「力加減が分からず、他の子にケガをさせてはいけない」と心配した両親は、人けがない夕暮れの公園で遊ばせたり、時には車で市外に連れ出したりすることもあった…

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