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わたしの居場所

沖縄戦が奪った学びの場 埼玉から移住の教師、夜間学校に通う高齢者支え

珊瑚舎スコーレ代表の星野人史は、来年4月に高等専修学校を南城市に開校する予定だ。それに伴い夜間中学も移転する=那覇市で

 平日の夕方。那覇市中心部のビルに、沖縄三味線・三線(さんしん)の音が響く。フリースクール「珊瑚舎(さんごしゃ)スコーレ」の夜間中学で、「民謡」の授業が始まった。

 「はい、せーの」。講師の掛け声に合わせ、年配の生徒が楽譜を見ながら弦をつま弾く。「ヨラテク節」の一節を何度も繰り返すが、音がなかなかそろわず、笑いが漏れる。「来週になったら、完全に忘れているよね」。自虐的な声が上がる。

 この夜間中学では現在、50~80代の男女6人が日本語や英語、数学、音楽などを学ぶ。沖縄戦前後に学齢期を迎え、義務教育を受けられなかった人たちにとって、学習だけでなく交流、憩いの場となっている。

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