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特集ワイド

「帰省警察」に「クラスターフェス」、極端すぎませんか? 現実直視できぬ社会 作家・中村文則さんと考える

作家の中村文則さん=宮間俊樹撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は「お盆」の風景を一変させた。青森県では、東京から帰省した人を迎えた家の前に「さっさと帰って」と書かれた中傷ビラが置かれた。営業する店に嫌がらせをする「自粛警察」、マスクを着けない人をとがめる「マスク警察」に続く、「帰省警察」なる言葉も登場。一方で、「コロナは風邪だ」とマスクを着けずに訴える「クラスターフェス」の一団が出現した。なぜ「極端」から「極端」へ走る人がいるのか。社会の病理を鋭く洞察する作家の中村文則さん(42)と考えた。

 「日本を覆う不吉な空気がこの国をどんどん悪くしていると思ってきましたが、コロナが悪化のスピードを加速させたと感じます。ずっと進んでいた差別の感覚は増大し、人々は互いに攻撃し合う。『帰省警察』も感染者へのバッシングも、そうしたギスギスした社会を象徴していると思います」

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