- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の第5回有識者会議が25日、東京都千代田区の省内で開かれた。JR東海はトンネル掘削案を提示。工事中に出るトンネル湧水(ゆうすい)を県外に流出させない対策として3案を検討したが、現地のもろい地質などからいずれも「実現は極めて困難」と結論づけた。湧水の県外への流出は避けられず、JR東海は「流出する総量を極力、減らす対策をとりたい」と主張した。【山田英之】
静岡工区は隣接する長野、山梨両県よりも標高が高く、掘削でトンネル内に湧き出る水が標高の低い県外に流出する。JR東海は静岡工区の湧き水をポンプでくみ上げて大井川に戻す方針。しかし、湧き水をくみ上げるために使う先進坑が貫通するまで工事中の一定期間、県境付近の湧き水が県外に流出することを認めている。
この記事は有料記事です。
残り511文字(全文870文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月