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独、反マスク派がデモ 着用義務巡り 政府方針転換に不信

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マスク着用義務化などに抗議する人々。参加者の多くはマスクを着けていなかった=ベルリンで2020年8月1日、AP
マスク着用義務化などに抗議する人々。参加者の多くはマスクを着けていなかった=ベルリンで2020年8月1日、AP

 ドイツでは今春から新型コロナウイルス対策として全土でマスク着用が義務化されたが、慣れないマスクへの反対の声が上がっている。多くの国民は義務に従うが、一部は義務化を個人の自由の侵害と見なしたり、一貫性のない政府の方針に不信感を抱いたりしている。

 「マスク着用義務の代わりに考える義務を!」。8月上旬、ベルリン中心部のデモで掲げられたプラカードには、市民がマスク着用の是非を決められるよう求める皮肉が書かれていた。約1万7000人(警察発表)が集まったデモでは政府の新型コロナ対策に抗議し、参加者の多くがマスクを着用せずに行進した。これに対しデマー政府副報道官は「デモ参加者の行動はまったく正当化されない。デモの自由につけ込んでいる」と厳しく批判した。

 他の欧州の国々と同様に、ドイツでは新型コロナの感染拡大の前にマスク着用の習慣がなかった。政府の感染症研究機関の国立ロベルト・コッホ研究所も感染拡大当初は、「マスクには感染予防効果はない」として一部の患者にのみ推奨していた。ところが4月に入って方針を変更し、自分が感染している場合に他人にうつさない効果があるとして推奨し始めた。

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