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日本の太平洋側に接近する台風が過去40年で増加しており、東京では1シーズンあたり1・2個増えていたと、気象庁気象研究所が分析結果を25日、発表した。接近する台風はより強くなった上、移動速度は遅くなっていたという。
気象研によると、台風は1981~2010年で年間平均25・6個発生し、うち平均11・4個は日本の気象台などから300キロ以内に中心が近づいている。
1980~2019年の観測データを統計学的に処理したところ、19年までの後半20年間に東京に接近する台風は1シーズン平均2・35個で、前半20年間に比べ約1・5倍だった。これを増加率で分析し直すと、40年間で1・2個増えたことになるという。
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