素踊りで描く女形の美 初めて一門会を開く 上村吉弥、折乃助、吉太朗

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「みよしや一門会」を開く上村吉弥(中央)と上村折乃助(左)、上村吉太朗さん=大阪市北区で、菱田諭士撮影
「みよしや一門会」を開く上村吉弥(中央)と上村折乃助(左)、上村吉太朗さん=大阪市北区で、菱田諭士撮影

 端正な美しさの中に柔らかな上方の雰囲気を漂わせる歌舞伎女形、上村吉弥が、自身のもとで修業する上村折乃助、上村吉太朗とともに素踊りを披露する「みよしや一門会」を、9月20日に大阪市中央区の大槻能楽堂で開く。

 「上村」の姓、「美吉屋」の屋号を持つ役者は現在3人だけ。全員が関西出身で、門閥外から歌舞伎を志した。吉弥は自身の会「みよし会」を過去4回開いてきたが、「一門会」を開くのは初めて。

 新型コロナウイルスの影響で、3月から公演は次々に中止に。休演中、吉弥は「ネットで犬や猫の動画を見て癒やされていました」と笑う。だが6~7月に松本幸四郎がウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を用いて構成・演出・出演した「図夢(ずうむ)歌舞伎 忠臣蔵」に参加。早野勘平の姑(しゅうとめ)おかやを演じた。「配信画面を考えた演技は舞台とは全く違い、六段目だけ撮るのに8時間もかかりましたが、大変勉強にな…

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