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ぐんまの書

思い出宿る 書家の宝 西林乗宣さん/新井京華さん /群馬

題字は大嶋珀曄さん

 筆、すずり、墨、紙の文房四宝や師匠の作品、貴重な書籍など、書家にはそれぞれ大切にしているものがある。8月の「ぐんまの書」では、毎日書道展参与会員2人に自分の宝物について語ってもらった。【聞き手・加藤潔】

 書道関係の宝物の一つに諸橋轍次編著の「大漢和辞典」(大修館書店)を挙げたい。一般的に漢和辞典といえば、A5判でせいぜい2500ページぐらいですが、この辞典は1冊あたりおよそ1100ページで全13巻あります。私が持っているのは昭和41年に出た縮写版で、巻1の価格が4800円。思い切って全巻を購入し、いつも手元に置いて活用してきました。

 もう一つは文房四宝のなかの筆です。私はいろいろな筆を持っていますが、今回紹介するのは「鼠鬚筆(そしゅひつ)」。文字通り、ネズミのひげで作られており、それほど長くはありません。この筆で思い出すのは、高崎市の高田秋雲さんです。高田さんは畑で野ネズミを捕まえてひげを切り、筆にしてもらったそうです。素早いネズミをどうやって捕まえるのか尋ねたら、「ネズミは畑のへりを走る。そこに手を出せば容易に捕まえられる…

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