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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、25日夜に開かれた国土交通省の第5回有識者会議終了後、座長の福岡捷二・中央大研究開発機構教授は、JR東海の説明を基に「トンネル掘削による大井川中下流域の地下水への影響は、おおむね問題ないと言えるのではないか」と主張する複数の委員の意見を座長談話として公表した。難波喬司副知事は傍聴後の記者会見で、座長談話について「相当無理がある。(JRの予測は)地下水への影響を十分に解析できていない」と強く批判した。【山田英之】
7月に開いた前回の有識者会議後の記者会見で、福岡座長は「方向性が見えてきた。JR東海の計算による限り、トンネルを掘っても下流の水利用に悪影響にならないのではないか」と発言。川勝平太知事は「座長がいきなり価値判断をした。事実の提示と価値判断は別個のものだ。勇み足だったと思う」と反発していた。
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